2025年10月27日
10月25日(土)10:00~17:00 イオンモール土岐のファミリーべースにおいて、「町クラリアルイベント」を開催してきました。
この「町クライベント」の「町クラ」とは、2024年夏に明蓬館高校の生徒によって立ち上げられた「メタバースによる地域活性化を目指した教育プロジェクト」です。
今回のイベントは、現代と江戸時代の土岐市を舞台に、街を変えてしまった原因を調査するという、プロジェクトチームが「マインクラフト」を駆使して制作した壮大なスケールのRPGゲームを、子どもたちに楽しんでもらうための体験会をメインに実施されました。
このゲーム内には、元屋敷窯や乙塚古墳、段尻巻古墳などの土岐市ゆかりの史跡や妻木家頼といった歴史上の人物が「マインクラフト」によって再現。単にゲームとして楽しいだけでなく、郷土史を知る上でためになるメタ―バースが体感できます。
イオンモールファミリーベースは、あいにくの雨にもかかわらず(逆に雨だったからかな?)すごい人出で、「町クラ体験ブース」には長蛇の列ができました。
令和さくらの生徒も、体験会のサポートをさせていただき、自分たちの制作したゲームの楽しさを子どもたちに一生懸命伝えました。
今回の成功体験をモチベーションとして、次は令和さくら高等学院が主役となって、可児市を舞台としたRPGを制作出来ないか、といった思いが頭を巡りました。
このような機会を与えてくださった土岐市文化振興財団の皆様、日野理事長様はじめ明蓬館高等学校の皆様、織部高等学院さん、春日井翔陽高等学院さん、ありがとうございました。
(土岐市長さんを囲んで)ハイポーズ!!
2025年10月22日
10月21日(火)10:30~11:20、NPO法人「縁塾」代表 松尾和樹 様を講師にお招きし、第1学年を対象として、職業講話(7)を開催しました。
「本回の講師の松尾さん、実は、1年生の皆さんにとっては、とてもゆかりのある人で…今を遡ること半年前、入学式の折…」と、ここまで講師紹介すると、多くの1年生諸君は「あーっ」と思い出したよう…そう、入学式の時に、来賓を代表してお祝いの言葉を述べてくださったのが、他ならぬ松尾さんでした。
その松尾さんが、半年ぶりの再会で1年生の皆に問いかけたテーマが「なにのために生まれて なにをして生きるのか」というテーマ。
この日の講話では、アニメ「アンパンマン」のテーマソングにも謳われた、このテーマに沿って「働き方、生き方」について考えました。
話の骨子は、(1)「自分は運がいい」と思える人になろう、(2)「仕事」ではなく「働き方」基準に職業を選ぶことが大切、(3)「一人の百歩より、百人の一歩」という考え方で人とのつながり・協力を大切にする、(4)キーワードは「挑戦・感謝・楽観・自立」、(5)幸せは”共有するもの”、の5点に集約できる内容でした。
話を聴くうち、具体的でわかりやすく、しかも情熱的で説得力のある話だったため、生徒の聴く姿勢は、時間と共に食い入るように、徐々に前のめりになっていました。
講話後の生徒の感想から――
・「自分は、運がいいなと思います。しかし、私は自分に感謝が足りないと思いました。いつも私のことを支えてくれる親にもっと感謝したいです。」(W子)
・「今日の職業講話を聴いて思ったのは、他人任せにせず、まずは、自分から動かないといけないと思いました。」(Y子)
・僕は、今日の職業講話を通して、自分は運がいいんだと考えられるようになりたいと思いました。」(K男)
それぞれに、言葉は違っても、講師の放ったキーワードが心に刺さっているのがわかりました。
松尾様、本日はお忙しい中、ありがとうございました。
2025年10月20日
10月17日(金)、20日(月)の朝礼において、先日実施された「文書入力スピード検定」の結果の伝達表彰が行われました。
今回は、2,3年生 5名の生徒がチャレンジし、次のような好結果を収めることができました。
4級合格…3年生のSさん、M.Rさん、M.Fさん
5級合格…3年生のTさん、2年生のYさん という結果でした。
高卒資格+ワンへのチャレンジ成功おめでとうございます。
次なるチャレンジャーの登場、そしてネクスト・ワンへの新たなチャレンジを待っています。
2025年10月16日
10月16日(木)13:00~14:30 可児ロータリークラブ様の取り計らいで、「富士可児ゴルフ倶楽部」さんに職場見学に行ってきました。
この日の職場見学は、今年4月に「富士可児ゴルフ倶楽部」さんに就職したI先輩の激励訪問を兼ねて実施されました。I先輩がこのゴルフクラブのグリーンキーパーの仕事と出会ったのは、何と1年前に実施していただいたロータリークラブ様主催のこの職場見学でのことでした。
元来話下手なI先輩は、上席である長縄キーパーさんのサポートを受けながら、この半年間経験した職務内容であるとか、やりがい、苦労、先輩のことなど精一杯発表してくれました。
今日は、生憎の雨で、彼の実際の働きぶりを見せていただくことは叶いませんでしたが、動画で実際にカップを切る作業の様子や作業車に乗ってバンカーを整備する様子などを見せていただくことができましたが、その見事な仕事ぶりに思わず嘆息がでました。
質疑応答の時間には、事前学習のお陰で、生徒から数多くの質問が活発に出されました。「給料はいくらですが」といった答えにくい質問には、岩瀬支配人さんが助け舟を出すなど、終始和やかなムードの中、楽しくためになる時間が過ぎていきました。
勿論、「総合的な探究の時間」の枠内で行われている見学ですので、しっかりメモを取ることもおさおさ怠りません。
最後に、生徒代表のSさんからのお礼の言葉で、1時間半の見学はあっという間にホールアウトしました。
Iさんの体験発表を聞くにつけ、この見学を通して、グリーンキーパーの仕事を、「緑の中、小鳥のさえずりを聴きながらマイペースでできるいい仕事」なんで考えていた自分の想像力の貧困さを痛いほど感じました。
雨の日もある、炎天下での作業もある、グリーンの芝が枯れた夢を見て夜中に飛び起きることもある…、そして冬には雪かきも…。そんな厳しい仕事を通して、先輩や上司の温かく厳しい支えを受けながら成長したIさんの姿を目の当たりにして、本当にうれしく思いました。
日頃よりIさんを優しく、厳しく育てていただいている岩瀬支配人様、長縄キーパー様はじめ富士可児ゴルフ倶楽部の皆様、そして本日この会を企画・運営してくださいました竹内会長様はじめ可児ロータリクラブの皆様、そして川上議員様、本日は誠にありがとうございました。
編集余話)
現在、グリーンキーパーとして活躍するIさんですが、学院のサッカー部では、キーパーではなく主に左サイドバックを主戦場にしていました。