2024年05月29日
昨日の大雨が嘘のように晴れ上がった5月29日(水)10:30~、心配された木曽川の増水も杞憂に終わり、予定通り木曽川左岸遊歩道(通称「かぐや姫の散歩道」)の清掃ボランティアに行ってきました。
この時期の竹林では、大きく成長した若竹から剥落した竹の皮が大量に落下します。今回のボランティアは、散歩道ふさぐこの竹の皮を撤去する作業に際して、木曽川左岸遊歩道友の会の田中信治事務局長さんから、学院生に出動要請があったものです。
竹の皮を拾い、それを一輪車に乗せて運び、集めた竹皮をひもで結んで束ねるといった軽作業でしたが、昨日の雨の湿気でむせ返る竹林での作業は思いのほか大変でした。
それでも予定していた1時間の作業をやり切った後、友の会の方から、「若い人たちのボランティアの力が加わると、作業がスムーズで助かります。」とお礼の言葉をいただくと「やりきった」という充実感と「地域の方々の役に立てた」という自己有用感を感じることができました。
心の中には、作業中の蒸し暑さとは別の、さわやかな風が吹き抜けました。
木曽川左岸遊歩道友の会の皆さん、このような機会を与えていただき、ありがとうございました。またいつでもお声掛けください。
2024年05月24日
5月24日(金)10:30~ 日本赤十字岐阜県可児市支部(可児市社会福祉協議会)に代表生徒4人と出向き、先だってボランティア活動で集めた義援金を、石原雅行局長さんに手渡ししました。
まず、SさんとKさんが放課後等デイサービス虹色MAXの活動で集めた古着をリサイクルショップで換金して得た2,194円を「自分たちの活動で得た義援金です。ささやかですが被災地の復興に役立ててください。」というコメント共に寄贈しました。
次に、先日3月30日に行われた株式会社サーバント設立10周年記念講演会の会場で、学院のボランティアが募金を呼び掛けて得た48,326円をMさんとAさんが「サーバント設立10周年記念講演会で集めた義援金です。能登半島沖地震で被災された方たちのためにお役立てください。」というメッセージを添えて石原局長さんに手渡しました。
これに応えて石原局長さんは、「日本赤十字岐阜県支部を通して確実にこの義援金を被災地に届けさせてもらいます。ありがとうございました。」とお礼の言葉を述べられました。
本当にささやかな形ではありますが、こうして被災された方々とつながることができたことは、生徒たちにとってかけがえのない経験になったはずです。
人の役に立てたという実感は、自尊感情を育てます。募金に始まってこういう形でストーリーを締めくくることができたことは、実は、彼らを成長させてくれています。
募金の機会を与えてくださった皆様、募金に協力してくださった皆様、石原局長さんはじめ日本赤十字可児支部の皆様、ありがとうございました。
2024年05月23日
5月23日(木)10:30~小学習室においてハローワーク多治見の雇用指導官の牧野敦生様を講師にお招きし、3年生を対象に「福祉的就労と一般就労の違い」というテーマで講話していただきました。
昨年度の高卒求人の就職戦線の状況は、就職内定率99.8%、2024年3月の有効求人倍率は4.11倍と、数字だけ見ると、過去最高の広き門となっています。
いっぽうで、せっかく就職しても3年以内に退職してしまう離職率も37%とと高く、就労に関する課題は、就職率ではなく定着率にあることが見え隠れしている状況です。
今日の講話で、一般就労の他に、就労継続支援A型、就労継続支援B型、就労移行支援事業所など様々な形の就労系障害福祉サービスがあることや、障がいについて会社に伝えるか伝えないのかのメリット、デメリットについて聞くことができたのは、「会社が求める働き方に自分に合わない」といったミスマッチを無くす上で、大変有意義であると感じました。
限られた時間の中で、かなり多くの情報をいただきましたので、消化不良の部分もあるかもしれません。今日頂いた資料を、ご家族ともども、よく読み返していただけるとよいかと思います。
6月の三者懇談でまたお話を伺います。
2024年05月20日
剣道部は月2回の今渡地区センターの活動に加え、最近は不定期に駐車場で竹刀を振っています。
今日も、2年生のT君の体験したいという申し出に応じ、ボーリング疲れ何するものぞと、元気いっぱい素振りから始めました。
素振りを終えると、次に先生の竹刀めがけて、面の打ち込みです。5月とは言え、今日は夏日の気温です。みるみる額に汗がにじんできます。