2025年04月10日
4月10日(木)13:00~ 今渡地区センター2階ホールにおいて、令和7年度令和さくら高等学院入学式が執り行われました。
式が始まり自席に着いた18名の新入生の堅い表情からは、半端でない緊張感が遠くからでも見て取れます。
そんな新入生に向けて、野田学院長は、「令和さくら高等学院は、就労準備型放課後等デイサービスと連携しながら、学業だけでなく協調性やコミュニケーション能力といった就労に必要なスキルも伸ばすことで、みなさんの社会的・職業的自立も支えていきます。学院の教職員は、『生徒ファースト』と『傾聴と情の共有』の二点をモットーに、愛情をもって全力で皆さんをバックアップしていきます。皆、優しく頼りがいのある先生ばかりです。だから、安心してください。」と式辞を述べました。
新入生を代表して、Wさんは「中学校の時は、授業のスピードに付いていけず、『勉強したい』という思いはあっても、学校へ通うのがだんだん辛くなってきました。そんなとき、この学院の見学会に参加し、『自分のペースで学べる』この学院に魅力を感じ、ここへ通って、勉強がしたいと思うようになりました。…この学院で学習したり活動したりする中で、自分が将来やりたいことを見つけたいと思います。」と入学の決意を述べました。
そして、在校生代表のTさんからは、「この学院の魅力の一つ目は、先輩と後輩の間柄が分け隔なくみんな仲の良いことです。不安な気持ちになったときは先輩を頼って声を掛けてください。」と歓迎の言葉がありました。
次に、地域を代表して、可児市議会議員の松尾和樹様からは、「地域の大人たちは、皆さんの成長を、心からお祈りしていますし、同時に精一杯サポートするつもりでいますので安心してください。」という心強い御祝辞をいただきました。
また、運営会社を代表して、株式会社サーバント顧問の中島永至様からも「この3年間を通して『得意』を伸ばすということに心掛けてください。人にはできなことはたくさんありますが、そのことに気をとられ くよくよするのではなく、自分の好きなことやりたいことを見つけそれをととことん 楽しみながら伸ばしていってください。」と心温まるお祝いの言葉をいただきました。
式の最後に、令和さくら高等学院映像班の制作した「新入生歓迎動画」が会場で披露されました。新入生だけでなく在校生も初視聴の微笑ましい動画で、会場の雰囲気が一気にほっこりとしました。この映像のラストでは、3月に学院を巣立っていった卒業生がサプライズ登場し「令和さくらの3年間で『カッコイイ自分』を見つけてください!!きっと見つかるはずです。」という新入生に向けた熱いエールで動画は締めくくられました。
閉式後、集合写真を撮るときには、冒頭の写真よろしく、皆、表情は和らぎ、緊張から解き放たれているのに気づきます。
これが「令和さくらマジック」…かな?
明日、学院で会えるのが今から楽しみです。
2025年04月08日
4月8日(火)10:00~ 令和7年度 令和さくら高等学院の1学期がスタートしました。
始業式に先立って行われた着任式では、今年度新たに令和さくら高等学院の教職員として着任した2名の先生の自己紹介がありました。
坂祝町教育委員会から転任した三品先生は、副学院長兼美濃加茂学習センター長として、美濃加茂学習センターで勤務されます。国語科が専門で、バスケットボールが得意です。
御嵩小学校の相談室から転任した小松先生は、可児本校で3年生を担当してもらいます。心理が専門で、サッカー部の顧問も担当します。
続いて行われた始業式の中で、野田学院長は、『プラス1』と『togetoher』という2つのキーワードを示しながら、「明蓬館高校の単位修得システムを上手に活用しながら、進学や就職戦線を有利に進めるための資格取得を目指すことと、学院の特色である「昼活」や「グループマイプロ」を活用しながら協働作業に必要な資質を伸ばすことで、自己実現に向けて前進しよう!!」と式辞を述べました。
10:30~は、本年度の学習ガイダンスが行われ、年間行事予定表をもとに、スクーリングの旅程や単位認定試験の日取り、マイプロの締め切りといった、単位修得に関する1年間の見通しを皆で確認し合いました。
昨年度より、全体的に期日や締切が前倒しされていることに多少の驚きはありましたが、さすが上級生。ガイダンスの内容を聞き漏らすまいと、しっかりとメモや写真をとりながら、真剣な表情でガイダンスに臨んでいました。
明後日入学してくる18名の新入生たちにも、優しく教えてあげられるといいね。
2025年04月03日
4月3日(木)13:30~14:30 新1年生を対象とした学習体験会を開催しました。
この体験会は、放課後等デイサービス 虹色YELLの活動として実施されたもので、春休み中の令和さくら高等学院の学習室や自分に貸与される実際のパソコンを用いて学習することで、学院の環境や学習方法を知り、安心して10日の入学式を迎えることを意図して実施されました。
プリントやワークブックを用いたベーシックな学習にとどまらず、マイプロとして動画編集の体験をする頼もしい新1年生もいました。
また、初対面の生徒同士が、教え教えられの共同学習を始めたのは、我々の想像した以上の成果であると感じました。
学習後は、大学習室に移動してカードゲームを行いました。マスクをしていて、その表情ははっきりと見えませんが、目元の様子から一人一人の楽し気な心情が伝わってきます。
最後は、たまたま遊びに来ていた新3年生も含めて皆でカードゲームに興じました。大学習室に響き渡る明るい声に、令和7年度の学院の輝く未来がはっきりと見て取れた気がしました。
新1年生の皆さんとの出会いがますます待ち遠しいと感じた体験会でした。
2025年04月02日
3月30日(日)9:00~12:00 土岐市総合活動センターサッカー場で行われた岐阜県知的障がい者サッカー連盟主催の「U-18県選抜練習会」に、当学院サッカー部新3年のS君が参加してきました。
同競技における岐阜県のレベルは高く、つい先日行われたフル代表の全国大会では、岐阜県選抜は全国3位を獲得するほどです。
S君もよりレベルの高いサッカーを目指したいと、今回の練習会に参加しました。
中学校時代の同級生が2名いたということで、比較的早くメンバーに打ち解け、伸び伸び練習に取り組み、普段通りの力を発揮することができたようです。
ゲームでは、右ウイングでフル出場し、シュートも放つことができました。(惜しくもシュートはポストを叩き、ゴールとはなりませんでしたが…。)
練習後、県選抜の鈴木悠史総監督さんからは
「練習参加、ありがとうございました。十分やってけれるレベルですので、本人に連絡先聞いて今後も参加し、大会メンバー入り目指してほしいと伝えました。」という光栄なるコメントもいただきました。
Sさんは来週以降も大会メンバー目指して練習に参加する予定です。
直近のセレクションは、4月20日(日)島西グラウンドで行われる予定です。
県選抜目指して頑張れ、Sさん!!