2024年02月06日
2月6日(火)1時間目は、シリーズ「就労プログラム学習」の第1回目が行われました。
この学習の意図は、卒業を目前に控えた3年生が、新しい世界に飛び出す前の心構えとして、これだけは知っておかないといけないだろう、あるいは、それだけ知っておくと多少は自信が持てる、と思われる知識や知恵などを広げ・深めるための実践講座です。
第1回目のテーマは「税金・保険料」でした。
労働というものを単に「生活のため」という視点からだけでなく、実際の給料明細に記載された国民の義務としての様々な「税金」や「保険料」について、どんな税や保険であるのかを、みんなで確認していきました。
講座の後半では、そういった制度の下、非正規で働くよりも正社員として働く方が、いかに手厚く保護されるかということを学びました。
対象は3年生と言うことでしたが、多くの1・2年生も主体的に講座に参加しました。
終末では、学院の先生方が、どういう考えや思いで現在の職に就いているのかを、真剣に語ってくれました。
その話を受けて生徒が書いた「あなたは何のために働きますか?」の問いに対する回答を紹介します。
・親に迷惑をかけないよう自立するために働く
・自分の夢である「世界一周」を実現するため
・社会の一員として認めてもらうために働く
・自分のやりたいと思うことを我慢しなくてもいいようにお金を稼ぐため
・誰かの役に立てるよう、喜んでもらえるような仕事がしたい
次の就労プログラムは、2月9日(金)です。