2024年12月03日
12月1日(日)10:45~長良川球技メドウで行われた東海社会人サッカー選手権トーナメント決勝のFCボンボネーラ×ラジルFCの応援ツアーに行ってきました。
この試合は、岐阜県社会人リーグ1部から東海社会人リーグ2部への昇格をかけた1年に1度の決戦です。ボンボネーラの選手・スタッフはこの決戦のために今年1年努力してきたと言っても過言ではありません。
メドウでは、学院のS君もホペイロとして、試合前のウォームアップの準備に余念がありません。
学院長も、試合前のベンチを訪問し、加藤監督に差し入れと激励の言葉を贈りました。
スタジアムの周囲で風になびく学院手作りの横断幕は、スタジアムに来れなかった生徒の応援する思いを表しているかのようです。
スタジアムで応援する応援団の足元には、勝利の暁に、ボンボネーラの昇格を祝うための記念プレートが、今か今かと出番を待って、固唾を呑んで戦況を見守っています。
このプレートは、東海リーグ昇格を祝うための「東海リーグ2部への片道切符」で、「2度と県リーグ1部に戻ってくるな」というメッセージが込められています。こうした片道切符を昇格時にプレゼントするのは、サッカーの世界では恒例となっています。
試合が始まると、攻めるボンボネーラ、守るラジルFCという一方的な展開で進んでいきましたが、試合前半の半ば、ボンボネーラの右サイドのウラを取られ、あっけなく先制点を取られてしまいます。そのシュートは、ラジルにとって、最初のシュートでした。
以降も攻めるボンボネーラは、何本ものシュートを放つも、クロスバーに嫌われたり、枠を外れたりで、後一歩のところで最後までゴールを割ることは出来ませんでした。
選手個々のポテンシャルは、圧倒的にボンボネーラが上でしたが、無念の敗戦となってしまいました。
サッカーの世界では、「強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強いのだ」とよく言われますが、岐阜県リーグの1部では、ぶっちぎりの全勝で優勝を果たしたボンボネーラでも、この1敗で来年まで昇格はお預けとなりました。
帰り際は、あいさつすることもはばかられるような雰囲気がベンチから漂っていましたし、かける言葉もみつからなかったので、サッカー部の7人のコーチ達には何も言わずにメドウを後にしました。
月曜はいつも通り、スパークテックグラウンドで、サッカーしましょうね。
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