2024年10月18日

職業講話9 「海外駐在の経験から今伝えたいこと」

職業講話9 「海外駐在の経験から今伝えたいこと」 10月18日(金)1時間目は、講師に可児市鳩吹台の酒井正司さんを講師にお招きして「多文化共生」についてのお話をお伺いしました。

職業講話9 「海外駐在の経験から今伝えたいこと」 酒井さんは羊毛の普及をしたいという思いから、繊維加工の海外工場の責任者として、長く海外に駐在し、足掛け30年余りの間に8か国に滞在した経験をお持ちの方です。その経歴から、外から見る日本の良さや課題ついて、職業とからめて楽しく具体的に話してくださいました。

職業講話9 「海外駐在の経験から今伝えたいこと」 その講話の中では
(1) なぜ働くのか→国民の義務だし、生きるためでもあるが、自分の品位を上げるため
(2) 人生には、卒業、就職、結婚の三度の転機がある
(3) 海外へ出ることのハードルは下がっている
(4)  海外へ出かけることのメリットは「見る」「体験する」「多文化共生」の3点
などが心に残りました。

職業講話9 「海外駐在の経験から今伝えたいこと」 講話後の生徒の感想から…
・国内ばかりではなく、これからは海外にも目を向けることが大切だということがわかりました。
・私は昔から祖国である日本が大好きだし、日本食が一番だと思っていましたが、酒井さんの話から台湾料理がおいしいということを知って、台湾に行きたくなりました。
・いつか海外に行く機会があったら、今日の講話にあったように、身の安全とか、文化の違いなどを事前にしっかり学んでから行きたいと思いました。
・少子高齢化が進んでいる日本では、国内においても「多文化共生」が大切になることを知ったので「多文化共生」についてしっかりと学んでいきたいと思いました。

職業講話9 「海外駐在の経験から今伝えたいこと」 酒井様、今日はお忙しい中、楽しくてためになる講話、ありがとうございました。
今日から意識して CHANGE を CHANCE 変えていけるよう CHALLENGE していこう!!


2024年10月17日

企業見学(6)「富士可児ゴルフ倶楽部」さんの巻

企業見学(6)「富士 可児 ゴルフ倶楽部」さんの巻 10月16日(水)14:00~放課後等デイサービスの活動の一環として、可児市久々利にある株式会社富士可児ゴルフ倶楽部さんを訪問させていただきました。

企業見学(6)「富士 可児 ゴルフ倶楽部」さんの巻 会に先立ち、この見学会の仲立をしてくださった可児ロータリークラブの亀井和彦会長様よりご挨拶いただき、その中で「働くということは、社会に役立つサービスを提供し、その対価として賃金をいただくことです。大切なのはいかに皆に喜ばれるサービスを継続して提供できるかということです。」と働くことの意味や意義を教えていただきました。

企業見学(6)「富士 可児 ゴルフ倶楽部」さんの巻 次に富士可児ゴルフ倶楽部の岩瀬弘総支配人さんから、ゴルフ場の仕事についての講話がありました。
その講話から、富士可児ゴルフ倶楽部が、開場51年の伝統あるゴルフクラブで、全54ホール、従業員数270名、総会員数6500名という規模を誇るマンモスゴルフ場で、2024年度のプロゴルファーNo,1を決めるPGAチャンピオンシップが開催された名門コースだということが分かりました。
 

企業見学(6)「富士 可児 ゴルフ倶楽部」さんの巻 また、ゴルフ場の仕事には、(1)朝は早いが帰りも早い (2)お天気商売である (3)土日、祝日が忙しい (4)繁忙期と閑散期がある、などの特色があることが分かりました。
そして、(1)大自然の緑の中が職場 (2)お客様が固定客ばかりでコミュニケーションが取りやすい (3)転勤がない (4)知識や技術は就職してから付ければ十分 といった魅力があるお仕事だということが分かりました。

企業見学(6)「富士 可児 ゴルフ倶楽部」さんの巻 講話後は、レストランやロビー、コースの一部を支配人さんの案内で見学させていただきました。

企業見学(6)「富士 可児 ゴルフ倶楽部」さんの巻 その中でも特に印象的だったのは、グリーンキーパーの方のコース管理のお仕事です。本務で忙しい中、私たちのためにわざわざ時間を割いてくださり、グリーンキーパーの長縄さんが直々にコース管理の仕事や機械について説明してくださり、同じくグリーンキーパーの須見さんが実際にグリーンの芝を刈って見せてくださいました。

企業見学(6)「富士 可児 ゴルフ倶楽部」さんの巻 「猛暑に負けて枯れないよう芝を手入れするのは、相当に神経を使う仕事ですが、グリーンはゴルフ場の商品であり、キーパーの魂。職人としての誇りを懸けて管理している。」と語る長縄さんの力強い言葉から、グリーンキーパーの仕事のやりがいがダイレクトに伝わってきました。

企業見学(6)「富士 可児 ゴルフ倶楽部」さんの巻 最後にホールに戻って質疑応答及びお礼の言葉を述べて本日の全日程を終了しました。
終わりの会の質疑応答の中、岩瀬支配人さんが働く上で心掛けていることとして「お客様は大事なお休みを使い、高いお金を払って、わざわざ来てくれているのですから、最高の笑顔、綺麗なコース、美味しい料理でお出迎えすることで、ワクワクするような時間を創出するに心掛けています。ゴルフ場は大人のテーマパークです。」と話してくださったことが、冒頭の亀井会長さんの「働くことの意味と意義」と、ピピピっと一致しました。
 

企業見学(6)「富士 可児 ゴルフ倶楽部」さんの巻 令和さくらの皆さんも、素敵な笑顔だけなら富士可児ゴルフクラブに就職できるかな??と思わせるほど終始、素敵な笑顔の中で見学を終えることができました。
お忙しい中、素敵な会場や直々の説明で丁寧に対応してくださった岩瀬支配人さんはじめ富士可児ゴルフクラブの皆様、この見学会にお骨折りいただいた亀井会長様はじめ可児ロータリークラブの皆様、そして川上市議様、本日は本当にありがとうございました。


2024年10月04日

地域活性化メタバースプロジェクト説明会

地域活性化メタバースプロジェクト説明会 10月3日(木)13:40~キャンタル可児の山崎さんから、最近、明蓬館高校が取り組み始めた「地域活性化メタバースプロジェクト」についての説明がありました。

地域活性化メタバースプロジェクト説明会 このプロジェクトは、マインクラフトの機能を活用し、デザイン班や映像班、音楽班といった役割を分担しながら作成したメタバース呼び水として、現実の地域のイベントに人を呼び込むことをねらいとした取り組みです。

地域活性化メタバースプロジェクト説明会 作成したメタバースは、グループマイプロの作品として認められるため、この取り組みを通した単位取得も可能です。

地域活性化メタバースプロジェクト説明会 上の写真は、土岐おりべ高等学院の生徒が作成したメタバース上の岐阜市柳ケ瀬商店街です。マインクラフトに興味のある人は、是非とも、このプロジェクトに参加してみてはいかがでしょうか?


2024年10月02日

企業見学(5)「共栄鋼材」さんの巻

企業見学(5)「共栄鋼材」さんの巻 10月2日(水)10:30~12:00 放課後等デイサ-ビスの活動の一環である企業見学で可児市姫ケ丘にある「共栄鋼材」さんに行ってきました。

企業見学(5)「共栄鋼材」さんの巻 社屋の入り口で「ようこそ共栄鋼材へ」というウエルカムボードに、まず驚かされると同時に心がほっこりしました。

企業見学(5)「共栄鋼材」さんの巻 さらに、説明会場となる2階会議室に案内されると「鉄の会社」のイメージからは想像できないほどの曲線を基調とした、木の温もりを感じさせる斬新なデザインの会議室が視界に飛び込んできて度肝を抜かれました。
実は、この会議室は、共栄鋼材さんがコラボしているパーシモンヒルズ・アーキテクツという有名な建築事務所の手掛けたデザインなのだそうです。

企業見学(5)「共栄鋼材」さんの巻 はじめに、あいさつに立たれた松本英之社長さんが、「誰と働くかによって仕事は全く違ってきます。だから、私は、人を大切にし、『チーム共栄』という考え方を大切にし、会社を運営しています。今日の見学が、みなさんが社会に出る手掛かりになれば幸いです。」と会社の経営理念について話されました。

企業見学(5)「共栄鋼材」さんの巻 続いて、田口将大係長さんから、図版満載の分かりやすいパワーポイントで、時折クイズも織り込まれた、楽しくてためになる会社説明を聴かせていただきました。
その説明の中でも特に
(1) 地球の重さの30%は鉄である
(2) 日本の鉄の生産量は世界3位で年間1億トン
(3) 共栄鋼材の仕事は車の部品になる鉄を切る会社である
(4) 共栄鋼材は、日本で一番分厚い(16mm)鉄が切れるニッチな会社である
(5) 鉄を切るのは難しいから一人で切れない。だからチームワークを大切にしている
という5点の説明が心に残りました。

企業見学(5)「共栄鋼材」さんの巻 その後、工場内を見学させていただきました。工場の入り口付近には、高炉メーカーで作られ、丸められた自分たちの背丈ほどもある鋼板が、所狭しと並んでいました。天井にはその鋼板を運ぶための巨大なクレーンが取り付けられています。

企業見学(5)「共栄鋼材」さんの巻 広い工場内には、アンコイラー、セパレーター、コイラー、チョッパーといった初めて見る機械が並んでいて、それらをすぐ近くで見ながら案内の方に説明していただきました。また、よく見ると制御盤のところには指示書が置かれ、どのように加工するかが書き込まれています。その指示に従って精密にフリッター加工やレベラー加工が行われているそうです。
後から気が付いたことですが、私たちの安全に配慮するとともに、機械を近くでみられるようにと、工場内のラインがすべて停めてありました。本当にありがたいことです。

企業見学(5)「共栄鋼材」さんの巻 工場見学を終え、会議室に戻って質疑応答を行いました。
仕事のやりがいという質問に対しては、「直接お客様の顔を見ることはできないのですが、『難しい加工を短い納期で』というお客様の要望通りの仕事を頑張ってやりきった後、先方の喜んだ様子を営業の仲間から聞いたときは、やはり嬉しいですね。」という答えをいただきました。
「この会社の求める人物像」という問いに対しては、社長さん自ら「人のことを思いやれる人です。『チーム共栄』を大切にしている会社ですから、仲間が困っている時に、その困り感を共有し、一緒になって悩める人物です。」と答えていただきました。

企業見学(5)「共栄鋼材」さんの巻 全ての日程を終えた後、みんなで記念撮影を行いました。
「鉄」というと無機質で冷たいイメージですが、共栄鋼材さんは、この記念写真から伝わってくる空気感そのままの、アットホームで温かみのある素敵な会社だということが分かりました。
また、松本社長さんをはじめ製造部、営業部、事務などあらゆる部署から、かなりの人数で案内していただけたことからは「チーム共栄」ということを実感することができました。
本日は、お忙しい中、飲料はじめ様々な配慮いただきながらの見学の受け入れ、誠にありがとうございました。

※この見学を契機として「チーム共栄」に仲間入りさせてもらえるよう「思いやりのある人」が、この学院から育っていくことを願いつつ、このブログをしたためました。


2024年09月13日

手をつなぐ育成会施設見学

手をつなぐ育成会施設見学 9月13日(金)10:00~11:30 手をつなぐ育成会の皆様による施設見学が行われました。

手をつなぐ育成会施設見学 はじめに小学習室で学校説明を行った後、可児本校の施設と生徒の学習ぶりを見学していただきました。学習ぶりでは、一人一人の生徒が思い思いの場所とスタイルで、生き生きと学んでいる様子が印象的だったようです。

手をつなぐ育成会施設見学 また、ソフト面では、「居場所ボード」や「学習板」といった令和さくら独自の学びのシステムに多くの見学者の方が興味を示されていました。

手をつなぐ育成会施設見学 本校見学の後は、送迎車で移動し、美濃加茂学習センター及び可茂自悠学舎の見学を行いました。
可児本校とは違って、閑静な雰囲気の中で学習が進められている点に、参観者一同、驚かれたようです。夏休み、この場所で、小中学生を対象とした学習支援が行われていたことをアナウンスしたところ「もっと早く知っていれば参加させたのに…」という声があがったのは、ちょっとしたサプライズでした。

手をつなぐ育成会施設見学 美濃加茂学習センター見学の最後に、東海初の施設「スヌーズレンルーム」の見学もしていただきました。「私たちの子どもの頃にあれば良かったのに」という嘆息が上がったので「大人の方のストレス軽減にも効果があります。事前に予約して下されば、体験できますよ。」と返すと「体験したい!!」と言う複数の声が上がりました。

手をつなぐ育成会施設見学 本校に戻り、閉めの全体会を終えた後、希望された方をお連れし、カフェも体験していただいて、全体の日程を終了しました。
暑い中の見学お疲れ様でした。今日の見学で感じられた率直な感想を、何かの機会にお伝えいただければ幸甚です。





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