2024年11月11日
11月5日(月)~11月8日(金)8:30~17:45、3年生のHさんが、家から歩いて通える職場ということで、多治見市小泉町にある成田板金さんで職場体験にチャレンジしました。
この体験では、実際の勤務により近い状況を体験するために、弁当持参で4日間、毎日徒歩で通勤しました。写真は、先輩の尾関さんを手伝って、塗装前の養生用のビニールを車に取り付ける作業をしているところです。
1日、1日と日が経つにつれて、手慣れたもので、器用に養生テープを貼れるようになりました。
そして最終日には、スポット溶接や電動やすりを用いたバリ取り(余分な金属部分の削り取り作業)まで、やらせていただけるようになりました。
先輩の尾関さんからは、「Hさんは手先が器用で、教えられた作業もすぐにマスターできましたし、何よりよく気が付き、何も言われなくても、自分から進んで手伝いができる点が素晴らしいですね。」と高い評価をいただきました。
この4日間の職場体験が、3月の就労へと、つながっていくといいですね。
成田板金の社長さんはじめ会社の皆さん、4日間の長きにわたって、職場体験を受け入れていただき、誠にありがとうございました。
2024年05月23日
5月23日(木)10:30~小学習室においてハローワーク多治見の雇用指導官の牧野敦生様を講師にお招きし、3年生を対象に「福祉的就労と一般就労の違い」というテーマで講話していただきました。
昨年度の高卒求人の就職戦線の状況は、就職内定率99.8%、2024年3月の有効求人倍率は4.11倍と、数字だけ見ると、過去最高の広き門となっています。
いっぽうで、せっかく就職しても3年以内に退職してしまう離職率も37%とと高く、就労に関する課題は、就職率ではなく定着率にあることが見え隠れしている状況です。
今日の講話で、一般就労の他に、就労継続支援A型、就労継続支援B型、就労移行支援事業所など様々な形の就労系障害福祉サービスがあることや、障がいについて会社に伝えるか伝えないのかのメリット、デメリットについて聞くことができたのは、「会社が求める働き方に自分に合わない」といったミスマッチを無くす上で、大変有意義であると感じました。
限られた時間の中で、かなり多くの情報をいただきましたので、消化不良の部分もあるかもしれません。今日頂いた資料を、ご家族ともども、よく読み返していただけるとよいかと思います。
6月の三者懇談でまたお話を伺います。
2024年02月27日
2月27日の1時間目に「職業講話」を行いました。
講師として、ハローワーク多治見の雇用指導官の黒川裕二様にお越しいただき、「仕事をさがす上で大切なこと」と題して2年生を中心として講話を聞きました。
大きく次のような内容のお話でした。
1 どうして働くの?
2 在学中に学んで欲しいこと
3 ハローワークはどんなところ?
4 働くときに覚えておきたいこと
企業から学校に求人情報が届くのは、例年7月のはじめです。また、9月からは選考試験が始まります。新3年生で就職を考えている人にとっては、あと4ヵ月ほどの準備期間しかないことを意識しておくとよいですね。
今できる準備として、次のような内容でお話をされました。
・希望の仕事に就くためには、知識や能力を増やすことが何よりですが、頑張った分だけ増やせるので少しでも努力できることが大切
・規則正しい生活、元気なあいさつ、正しい言葉づかいやマナー、時間を守ること
特に、高校生の採用で重視されることとして、
・コミュニケーション能力
・協調性
・積極性
だそうです。さらに、決められた時間を頑張れる体力や会社を休まない体力も必要なのでこれからも準備していくことが大切ですね。
分かりやすく、ためになる資料もいただきましたので、折に触れて何回も見直して、準備を始めていけることを期待しています。
黒川様、本日はご講話ありがとうございました。
2023年12月12日
12月11日お昼休み、三敬の徳丸さんが久しぶりに学院を訪問してくれました。
この訪問の目的は、12月3日(日)に多治見の星ケ台競技場で行われたサッカーイベント「とくまるドリームプロジェクト」を応援した(株)サーバントへの返礼品として、当日参加したサッカー系人気ユーチューバ―のサイン入りボールとユニフォームを届けるためでした。
サッカー部の代表生徒が返礼品を受け取り、みんなで記念撮影をしました。ボールとユニフォームは、後日、学院のしかるべきところに飾ろうと思います。
徳丸さん、ありがとうございました。また、一緒にサッカーやりましょうね。
2023年09月05日
9月5日(火)午前、可児市にある内装工事の会社「秀美」さんに、職場見学に行ってきました。
はじめに、事務所で社長さんから内装工事の仕事全般の状況を教えていただきました。職人さんの多くは5年くらいして技量を磨くと、やがて独立していってしまうので、会社はいつも職人不足の状況で、腕の良い職人は引く手あまただそうです。社長さん曰く「手に職を付ければ、食べるのには困らない」のだそうです。
その後、多治見の現場に連れて行っていただき、パテの下塗り、上塗り、磨き、仕上げの各工程を見せていただき、今日は特別に、各工程で体験までさせていただきました。
小手を使った下塗りでは、半分はお世辞とわかってはいるものの「上手だね。明日からすぐにでも現場に出られるよ」などと褒めていただくと、不思議と自信も湧いてきて、この社長さんの下で働きたいな、という気持ちになりました。
お忙しい中、また、仕事中にもかかわらず、丁寧に対応してくださった伊藤社長さん、そして現場の皆さん、本当にありがとうございました。