2025年03月17日
3月16日(日)11:00~16:00 岐阜市柳ケ瀬にあるグラッスル35のGテラスにおいて開催された明蓬館高等学校主催「町クライベントin柳ケ瀬」に令和さくら高等学院からもサポートスタッフとして9名の生徒が参加しました。
この「町クラ」は、柳ケ瀬商店街にかつての賑わいを取り戻すことを目的として、明蓬館高校と商店街がコラボしてスタートした町おこし企画で、家に居ながら、メタ―バース上に再現した柳ケ瀬商店街を歩き回ってもらい、そこでその魅力を体感した人を柳ケ瀬で開催される実際のイベントに呼び込もうというものです。
この日のイベントでは、土岐市にある織部高等学院さんが中心となり、Gテラスでメタバースの体験コーナーや物品の販売コーナー、体験学習コーナー、能登復興のための特産品の販売コーナーなどのブースが設けられ、道行く買い物客を呼び込みました。
令和さくらでは、毎週木曜日の昼休みの時間「町クラ部」の活動として、マインクラフトを用いて柳ケ瀬商店街の街並みをメタバース上に再現するお手伝いをしてきましたが、この日のイベントでは、道行く人にチラシを配ったり、記録写真を撮影したり、能登復興のための物販コーナーのお手伝いをしたりと、思い思いの立ち位置でイベントをサポートさせていただきました。
この日は、冷たい雨の降るあいにくの空模様でしたが、多くの買い物客が足を止め、生徒たちと言葉を交わすなど、触れ合ってくれました。
はじめは、戸惑っていた生徒たちも、時間が経つにつれ自然と笑顔になり、普段、学院ではあまり見せることのない積極性も発揮できました。
今回のイベントを通して「柳ケ瀬商店街の町おこし」という表向きのねらいとは別に、自らのコミュニケーション能力や企画力を磨くというもう一つのねらいも達成されているような気がします。
スタッフとして働いた感想を聞くと、「他のサポート校の子と話せて楽しかったです。」「初めて働くという体験をして、自分に適した仕事の量を考えるきっかけになりました。」「最後の方はへとへとになってたけど、いい体験だったと思う。」と話してくれました。好きな事を契機に就業の厳しさにまで思いをはせる体験もできたイベントになったようです。
イベントに参加してくれた生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした。
また、このような学びの機会を与えてくださった柳ケ瀬商店街の皆様、明峰館高校の先生方、そして足を止めて生徒と関わってくださった買い物途中の皆様、本当にありがとうございました。
2025年03月11日
3月11日(火)10:30~11:20 小学習室において株式会社 ファミリー代表取締役 吉田正様を講師にお招きし、第1学年対象に「幸せの法則」と題した職業講話を実施しました。
ファミリーさんは、車の販売台数や車検整備数、売上高のどれをとっても、岐阜県における中古車販売業界においてNo.1を誇る会社です。25歳で父親から会社を引き継ぎ、20年でここまで会社を大きく成長させた敏腕社長さんの言葉には、平易な言い回しですが、一つ一つに重みがあり、心に届きます。
「仕事とは、単なる作業とは違う。作業に心や愛を込めることで初めて仕事になる。現代はロボットの時代だが、ロボットに作業はできても、仕事はできない。」
「仕事には、ほっとする温もりや絆が込められているから、お客様から『ありがとう』が返ってくる。その瞬間に誰かの役に立てたという喜びを感じるわけだが、その喜びを感じられる能力を与えられたのは人間だけである。」
「今の自分は過去の選択の結果。未来の自分は、これからの選択の結果。」等々…
どの生徒も、食い入るように吉田社長さんの目を見、一言も聞き漏らすまいと必死にメモを取りながら、また、社長さんの一語一語を噛みしめるように頷きながら、50分間の講話を最後まで聞くことができました。
結論として吉田社長さんが私たちに示してくれた「幸せになるための条件」は、たったの3つ!!
しかも、その3つ条件は、どれもが分かりやすい言葉でくくられていて、「よし、明日から実行してみよう」と、私たちの背中を押してくれるものばかりです。
講話後の生徒の感想から…
・今の自分は、昔の自分が選んだことの結果だから、道を選ぶということは、安全な道を歩むこと
ではないんだぞ、ということがわかりました。
・今日の講話は、とても心に響きました。特に、これからはマイナス思考でもいいからプラス発想
で前向きに生きようと思ったし、困っている人のためになることをしたいと思いました。
今日の講話がきっかけになり、「夢に向かって、前向きに、困難に立ち向かっていく」そんな生徒が増えることを願いつつ、筆を置きます。
吉田社長さん、ご多用にもかかわらず、楽しくてためになるご講話いただき、本当にありがとうございました。
2025年03月05日
3月4日(火)13:00~今渡地区センターホールにおいて 可児市文化創造センター館長 篭橋義朗様、可児ロータリークラブ会長 亀井和彦様、岐阜県議会議員 今井政嘉様はじめ多数のご来賓をお招きし、令和6年度令和さくら高等学院 卒業証書授与式が挙行されました。
会の冒頭、野田学院長より本年度卒業の22名の生徒一人一人に卒業証書が手渡され、3年間におよぶ高校の全課程が修了したことが証されました。
次に、式辞に立った学院長は、「目の前には希望に満ちた大空が広がっています。人と比べて焦ったりせず、腐ったりせず、どうすれば目の前の人を笑顔にできるのかだけを考え、自らの翼を信じ、精一杯の力を込めて、目の前に広がる次の大空を飛び続けてください。」と卒業生への声援を贈りました。
式辞の中では、職員合唱が行われ、いきものがかりの「YELL」を教職員全員で歌うことで、22名の巣立ちを後押しする気持ちを伝えました。
…サヨナラは悲しい 言葉じゃない それぞれの夢へと 僕らをつなぐ YELL 共に過ごした日々を 胸に抱いて 飛び立つよ 一人で 次の空へ…
続いて、来賓の篭橋様、今井様から来賓を代表してお祝いの言葉をいただき、社会へ出ることへの心構えや勇気をもつヒントとすることができました。
話を聴く卒業生の神妙な面持ちから、22名の各々が、それら言葉の一語一語を嚙み締め、心に刻んでいることが見て取れました。
その後、本校の日野校長より、アルバイトと勉学を両立しながら英検準2級にチャレンジし、見事合格した努力等に対して贈られた「校長賞」がKさんに授与され、株式会社 サーバント様より卒業生全員に令和さくらのロゴの入ったペンとマグカップが卒業記念品として贈呈されました。
そして、お別れを前にして在校生代表のEさんから、「先輩たちの導きがあって、楽しい学院生活を送ることができました。卒業後の次のステージでもご活躍されることをお祈ります。」とお別れの言葉が贈られました。
それに答えて、先日の卒業ライブでリーダーを務めたOさんが卒業生を代表して「皆さんと一緒に体験した海洋研修やスクーリング、卒業ライブの楽しかった思い出を胸に僕たちは旅立ちます。この伝統が受け継がれ、令和さくら高等学院がますます発展していくことを願っています。」と後輩への熱いYELLが語られ、感動のうちに式は幕を閉じました。
今日巣立っていった22名の皆さんのさらなる活躍を祈念します。卒業おめでとう!!
2025年03月03日
担当する教科は英語で、毎週月曜日に学院でネイティブな英会話を教えていただきます。他に、月火、木、金曜日のサッカー部の指導も行っていただきます。ボンボネーラ岐阜のフォワードとして今年からチームにも参加されています。
出身はナイジェリアですが、日本語も堪能ですので安心してください。学院では「ジェイ先生」と呼んでください。
よろしくお願いします。
2025年02月14日
2月13(木)12:30~13:20の昼活の時間、第1回の「町クラブ」が実施されました。
今回の「町クラブ」の活動は、3月16日(日)に岐阜市の柳ケ瀬で行われる「高校生によるメタバース地域活性化プロジェクト『町クラ』㏌柳ケ瀬」のお手伝いで、マインクラフトを使って動画やスプレッドシートの地図を確認しながら、メタバース空間に柳ケ瀬商店街を再現する取り組みになります。
今日はその第1回目の活動ということで、これまで出来上がったメタバース上の建築物を見ながら取り組みの概要や参加の仕方について講師の山崎さんから話を伺いました。
この活動では、仮想空間での建築を通して、物とポイントのやりとりをしながら、経済の仕組みを学ぶとともに、町おこしの活動についても実地に学ぶことができます。
来週以降の活動で、メタバース上にどんな柳ケ瀬が展開していくか、今から楽しみです。