2023年09月22日
9月22日(金)午後は、土田スパークテックグラウンドにおいて、9月期卒業のH先輩の引退お別れサッカーが行われました。
この試合には、ボンボ―ネーラの3コーチは勿論、昨年の卒業生やレプテル岐阜の森さん、キャンタルの職員の方も駆けつけてくださり、総勢12対12という変則で試合を行いました。
試合後、在校生を代表してゴールキーパーのG君が「サッカーが下手だった自分を優しく指導してくださりありがとうございました。職場でも頑張ってください。」と感謝の言葉を述べると、それに応えてH先輩は「みんなのお陰でめっちゃ楽しい高校生活を送ることができました。ありがとうございました。」と先輩としてのお礼の言葉を述べました。
H先輩の言葉はシンプルでしたが、シンプルだけに逆に飾らない生の思いが伝わってきて、思わずウルっと来てしまいました。
最後にみんなで記念撮影をして引退試合は終わりましたが、その瞬間だけ雲間から青空が覗いたのが印象的でした。
H先輩、職場でもファイト!! 時々サッカーしに来てください。
2023年09月12日
9月12日(火)1時間目は、関市にあるペットショップ「レプテル岐阜」オーナーの森さんを講師にお招きして、1年生を対象に「ペットショップのお仕事」というテーマで職業講話(6)を行いました。
東京生まれの森さんは、5~60万円と言う高い家賃の東京での開店をあきらめ、必死で貯めた150万円の貯金を元手に、家賃が安くしかも東京からの交通の便の良い関市で2年2カ月前にペットショップをオープンしました。始めは赤字続きでしたが、今では生きていくのに十分な収益が得られているそうです。
ペットショップの仕事は、動物の世話をするだけで楽な仕事、というイメージがあるかもしれませんが、命ある生き物を扱っているので、実は四六時中気の抜けない大変な仕事だそうです。
ペットショップに限らずお店のオーナーを目指すみなさんへということで
(1) お客さんや仕入れ先の人との良好な関係を築くためのコミュニケーション能力を身に付けることが大切。
(2) お店のイメージを壊さないための基礎基本は整理整頓。今から自分の身の周りの整理整頓ができるよう家で練習しておこう。
(3) 絶対、寝坊しないこと。開店時間が30分遅れることで何人かのお客さんを失い、長い目で見ると、お店に相当の損失が出ることになるから。
(4) 病気やけがに強い体力を身に付けよう。臨時休業も他の店にお客さんを奪われることになるから。
という4つのアドバイスを下さいました。
講話を聴いた生徒の感想…
「ペットショップを始める前にお金を貯める努力をしていたところが、自分の夢に対して向き合う姿がすごいと思いました。途中「ネットの声に騙されないで」というアドバイスがありましたが、僕もネットの情報に惑わされないで、自分が正しいと思っていることを発信していきたいと思いました。
僕は、家で犬を飼っています。よくお世話もしているので、将来ペットショップでの仕事も選択肢の一つとして考えていきたいと思いました。今日はありがとうございました。」
2023年06月06日
6月6日(火)の終礼で、令和さくらFCのコーチで、FCボンボネーラ岐阜に所属する浦谷僚志選手の応援横断幕のお披露目が行われました。浦谷コーチは、池田、川上両コーチより令和さくらFCへの合流が2週間ほど遅かったため、横断幕完成が遅れ、今日のお披露目となりました。この横断幕は、下呂サテライトの生徒たちが中心となって、一針一針心を込めて縫い上げたものです。
早ければ、6月11日(日)14:00岐阜フットボールセンターで行われる第6節、対中京大学サッカー部戦で掲げられる予定です。
自分の横断幕を前に「この横断幕があれば、これまで以上に頑張って多くの得点を決められるような気がします。」と感想を述べると、期せずして学習室は生徒と教職員の温かな拍手で包まれました。
次節も「頑張れ!!ボンボネーラ」
2023年05月29日
令和さくらFCのコーチが所属するFCボンボネーラ岐阜が5月28日(日)トヨタスポーツセンターで行われたリーグ戦第4節で豊田蹴球団を相手に4対0のスコアで見事今シーズンの初勝利を挙げました。
試合翌日の今日5月29日も、本来なら池田コーチ、川上コーチ、浦谷コーチの3人は、午後から私たちサッカー部の面々と、一緒にサッカーをしてくれる予定でしたが、今日は朝から生憎の雨。そんな日のコーチはユニフォームをかなぐり捨て、支援員に変身して私たちの学習をサポートしてくれます。
得意の保健体育を教える池田コーチは余裕の表情です。
現代国語のレポートを支援中の浦谷コーチは、悪戦苦闘しながらも一緒になって問題を解いてくれています。サッカーでドリブルを繰り出すときの軽やかさは、学習場面ではほとんど感じられません。
掃除の時間も一緒になって活動してくれます。モップをかける川上コーチの笑顔から「自分は勉強よりこっちの方が性に合うわ」という気持ちが読み取れるのは私だけでしょうか?
いずれにせよ、子どもたちは、サッカーだけでなく生活場面に合わせて一緒に活動してくれるコーチたちが大好きです。
2023年05月18日
5月18日(木)の1時間目、今年度1回目の職業講話が開催されました。今回の職業講話は、初の試みとして、可児ロータリークラブ様とのコラボ企画として開催されました。
冒頭あいさつに立たれた可児幹祥可児ロータリークラブ会長から「令和さくら高等学院の生徒の皆さんの社会的・職業的自立のお役に立てればという思いでこの講話を計画しました。」と学院生への頼もしいエールをいただきました。
前半の講話は、株式会社YYメディカル代表取締役の吉澤裕司様による介護福祉の仕事についてのお話でした。介護福祉の仕事には、ケアマネージャーや栄養士、調理師などの資格がないとやれない仕事が多いことがわかりました。また、介護で大切なのは利用者の立場に立って支援することだということがわかりました。
講話後の生徒の感想...「今日の講話を聴いて、相手の立場に立って、相手の気持ちを考えられるよう友達や先生と自分から進んでコミュニケーションを図っていくことが大切だと感じました。」
後半の講話は、株式会社ヒューマンリンク代表取締役の村上孝弘様から、人材派遣の仕事についてお話を聞きました。講話から、学校のある可児市には、岐阜市よりも多くのフィリピンやブラジルからの人が居住していると知りました。そんな外国からの人たちと人手不足で困っている企業を結び付けることで地域社会を潤すことがヒューマンリンクの理念であるとわかりました。最後に、私たち高校生に向けて「今を大切に、今を楽しみ、今をチャレンジしろ!!」という熱いメッセージをいただきました。
講話後の生徒の感想...「会社と、働く人と、地域のみんなが良くなることを考えていくことが会社の経営者として大切であると知りました。僕も周りのみんなが幸せになるような仕事をしていきたいと思いました。」
今日の講話では、難しい用語などたくさん出てきてすべてを理解するのはなかなか困難でしたが、それでも生徒の、聞き漏らすまいと集中し、メモを取る姿が印象的でした。
今日の試みが”始めの一歩”となり、次に職場見学、その次に職場体験、最後に就職へとつながっていくムーブメントが起こることを願ってやみません。
可児会長様、村上様、吉澤様はじめ可児ロータリークラブの皆様、本当にありがとうございました。