2023年09月29日
9月29日(金)14:15~令和5年度 明蓬館高等学校9月期卒業証書授与式が執り行われました。
この卒業式で学院を巣立っていったのは、サッカー部のエースストライカーHさんです。
式辞では、学院長から「自分の心の優しさに自信を持ち、持ち前の明るさで信頼と愛情に満ちた人間関係を築きながら、より多くの人や社会を笑顔にできる仕事を通して、充実した毎日を手に入れてください。」とはなむけの言葉が贈られました。
在校生代表のJさんは、「H先輩、卒業おめでとうございます。今日のこの佳き日は、嬉しさ半分、さみしさ半分の複雑な気持ちです。…サッカーや学習を通して、いろいろなことを教え導いてくださり、ありがとうございました。先輩に続き、この学院をさらに盛り上げていきます。」とお祝いの言葉を述べました。
式が終わり、会場では顔出しOKの生徒が先輩を囲んで、記念写真に納まり、滞りなく予定していた式典は幕を閉じました。
すると、ここで期せずして、サッカー部の後輩たちが次々に集まり、スマホの画面に打ち込んだ感謝のメッセージをH先輩に見せ始めているではありませんか。(今は手紙や色紙じゃないんだ!!)中には、人目もはばからず涙を流し、Tシャツの裾で涙を拭っている生徒もいます。(ハンカチ持ってないんかい!!)
H先輩も感極まって涙、涙。見守る職員もウルウル。
急遽予定していた終礼を取りやめ、しばし余韻に浸ることにしました。
2023年09月28日
9月28日(木)の朝一番、いつも早くに登校する自転車三銃士の一人、O君から思いもかけない提案がありました。「中庭の草や伸びすぎた木の枝が気になるのできれいにしていいですか?」と。
「もちろんだよ。」と答えつつ、そのココロ聞けば、自分がいつも陣取る学習スペースの日あたりを良くしたいのだとか。
担任も一緒に手伝いながら、作業を開始すると、あにはからんや自転車三銃士の残りの二人も自ら加わり、三人のコラボで、中庭の除草と剪定作業が始まりました。
出身中学も違えば、キャラも違う三人ですが、今朝はボランティアで見事につながった格好です。「ひっつきむし」と格闘しながら、刈り取ったゴミ袋2杯分の草や枝は勇者の証。三銃士の皆さん、朝から除草と剪定お疲れさまでした。
2023年09月28日
9月25日(月)朝の会で、環境美化委員長のT君(1年生)が大勢の先輩や同級生を前に、「明日の昼休み、池掃除をやりたいと思うので、時間のある人は手伝ってください。」と、勇気をふりしぼって、呼びかけを行いました。
それに応え、26日の昼休みに男女7人の生徒が集まり、池掃除が始まりました。
まず池に住む9匹の鯉を網ですくって、バケツや小型水槽に避難させ、池の水を水を抜いたらモップ班が作業開始です。池の水が濁っていた時には気づきませんでしたが、この夏、鯉たちは一回りも二回りも大きくなっていて、びっくりです。
池掃除は今年に入って3回目でしたが、これまで2回は先生の求めに応じて作業していましたが、今回は環境美化委員長の呼びかけから始まったという点で、一つの進歩かな、と感じました。皆の主体的に掃除する姿を見ていると、池だけでなく心までも洗われたような清々しい感覚を得ました。
イケイケ池掃除隊!!
2023年09月22日
9月22日(金)午後は、土田スパークテックグラウンドにおいて、9月期卒業のH先輩の引退お別れサッカーが行われました。
この試合には、ボンボ―ネーラの3コーチは勿論、昨年の卒業生やレプテル岐阜の森さん、キャンタルの職員の方も駆けつけてくださり、総勢12対12という変則で試合を行いました。
試合後、在校生を代表してゴールキーパーのG君が「サッカーが下手だった自分を優しく指導してくださりありがとうございました。職場でも頑張ってください。」と感謝の言葉を述べると、それに応えてH先輩は「みんなのお陰でめっちゃ楽しい高校生活を送ることができました。ありがとうございました。」と先輩としてのお礼の言葉を述べました。
H先輩の言葉はシンプルでしたが、シンプルだけに逆に飾らない生の思いが伝わってきて、思わずウルっと来てしまいました。
最後にみんなで記念撮影をして引退試合は終わりましたが、その瞬間だけ雲間から青空が覗いたのが印象的でした。
H先輩、職場でもファイト!! 時々サッカーしに来てください。