2024年09月13日

手をつなぐ育成会施設見学

手をつなぐ育成会施設見学 9月13日(金)10:00~11:30 手をつなぐ育成会の皆様による施設見学が行われました。

手をつなぐ育成会施設見学 はじめに小学習室で学校説明を行った後、可児本校の施設と生徒の学習ぶりを見学していただきました。学習ぶりでは、一人一人の生徒が思い思いの場所とスタイルで、生き生きと学んでいる様子が印象的だったようです。

手をつなぐ育成会施設見学 また、ソフト面では、「居場所ボード」や「学習板」といった令和さくら独自の学びのシステムに多くの見学者の方が興味を示されていました。

手をつなぐ育成会施設見学 本校見学の後は、送迎車で移動し、美濃加茂学習センター及び可茂自悠学舎の見学を行いました。
可児本校とは違って、閑静な雰囲気の中で学習が進められている点に、参観者一同、驚かれたようです。夏休み、この場所で、小中学生を対象とした学習支援が行われていたことをアナウンスしたところ「もっと早く知っていれば参加させたのに…」という声があがったのは、ちょっとしたサプライズでした。

手をつなぐ育成会施設見学 美濃加茂学習センター見学の最後に、東海初の施設「スヌーズレンルーム」の見学もしていただきました。「私たちの子どもの頃にあれば良かったのに」という嘆息が上がったので「大人の方のストレス軽減にも効果があります。事前に予約して下されば、体験できますよ。」と返すと「体験したい!!」と言う複数の声が上がりました。

手をつなぐ育成会施設見学 本校に戻り、閉めの全体会を終えた後、希望された方をお連れし、カフェも体験していただいて、全体の日程を終了しました。
暑い中の見学お疲れ様でした。今日の見学で感じられた率直な感想を、何かの機会にお伝えいただければ幸甚です。


2024年09月05日

総合的な探究の時間「新プロジェクトX」

総合的な探究の時間「新プロジェクトX」 今日、9月5日(木)は、高卒求人に係る願書受付の解禁日です。すでに願書受付が始まっている大学や専門学校も含めて、半年後に旅立ちを控えた3年生にとっての本格的なチャレンジが、いよいよ今日始まりました。
今日の1、2時間目は、古田教務の発案で、解禁日に合わせて3年生「総合的な探究の時間」の枠組みで、NHKの番組「新プロジェクトX」を視聴しました。

総合的な探究の時間「新プロジェクトX」 この特別授業では、学習プリントへの記入がスマートフォンからでもできるよう、あらかじめトリコムの設定をしました。
 

総合的な探究の時間「新プロジェクトX」 …創建以来1300年もの風雪に耐え、今日も信仰の対象としてそびえ立つ国宝 薬師寺東塔。部材の傷みやシロアリの食害により、倒壊の危機にあったその東塔を、次の1000年に引き継ぐため、困難を極める全解体修理に挑む国宝建築の修復スペシャリスト松本全孝さんと、宮大工の石井浩司さんの鬼気迫る仕事ぶりを取り上げたドキュメンタリーが今日の学習で取り上げたテレビ番組です。

総合的な探究の時間「新プロジェクトX」 導入で今日の授業のキーワードとなる「挑戦」という言葉に対する一人一人の生徒の持つイメージを明らかにし、番組の視聴に入りました。

総合的な探究の時間「新プロジェクトX」 ―「(不治の病と闘う)妻の人生が長引くなら、もしかしてよくなるのなら、それに変えられるのなら、僕は何でもやります、という祈るような思いで仕事をしていましたね。」と語る石井さんの言葉。直径90センチの心柱に入って作業するために夕食を抜いて前代未聞の工法に一心不乱に取り組む松本さんの姿。—
番組を通してそういった現代の名工の心に触れ、生徒たちは、働くことの意義や尊さを垣間見ることができたはずです。

総合的な探究の時間「新プロジェクトX」 番組視聴後、古田先生がこの授業のねらいを種明かしして授業を閉めました。
…今日の授業は、半年後に卒業を控えた3年生の皆さんに向けた私の挑戦です。進路選択の岐路に立つ3年生の皆さんが、困難に挑戦する勇気をもってほしいという思いからの挑戦です。
では、今日の授業を終え、これからどんなことに挑戦してみたいか、書いてください…
 

総合的な探究の時間「新プロジェクトX」 【生徒の感想】
1000年以上祈りの対象となっていた塔を解体し、修復することにどれくらいの覚悟がいるか、ということを想像するだけで、この大きな仕事を成し遂げた職人たちに感謝するほかないと思いました。自分のこれからの挑戦も「必ず成功する」という強い気持ちで向き合えば、成し遂げることができるんだと確信しました。

総合的な探究の時間「新プロジェクトX」 〔追記〕
放課後、いつもはこれっぽっちも掃除をしない3年生が、何を思ったか、誰が言い出したか、「1000年残る学院をつくるぞ」と言いながら、談話室を掃除&模様替えをしていました。
今日も今日とて、令和さくらの1日は平和なうちに幕を下ろしました。


2024年09月04日

職場見学「可茂消防事務組合」

職場見学「可茂消防事務組合」 9月4日(水)10:30~12:00 放課後等デイサービスの活動の一環として、美濃加茂市加茂川町にある可茂消防署事務組合へ職場見学&体験に行ってきました。

職場見学「可茂消防事務組合」 今日の見学では、救急救命士の柴田さんとレスキュー隊員の尾関さんが案内並びに説明をしてくださいました。

職場見学「可茂消防事務組合」 A班では、はじめにポンプ車や大型水槽車などの緊急車両を見せていただきました。
35mの高さまで届くというはしご車の説明では、特別にはしごの先端のゴンドラに乗せていただけました。

職場見学「可茂消防事務組合」 また、この可茂消防署には、南海トラフ地震など大規模災害に備えて、全国で30台、岐阜県に唯一の「拠点機能形成車」(いざというときの災害救助の対策拠点になる車両)が配備されていることを教えてもらいびっくりしました。

職場見学「可茂消防事務組合」 救助工作車の説明では、車の中に閉じ込められた人を救助するための、どでかいはさみのような工具を、実際に持たせてもらいましたが、あまりの重さに腰が砕けそうになりました。

職場見学「可茂消防事務組合」 続いて、放水や意識を失った人の救助を体験させてもらいました。
放水体験では、実際の防火服やヘルメットを付けさせていただき、放水しました。これも、あまりの水圧で、放水の瞬間、後ろ向きにに飛ばされそうになったのには面食らいました。鎮火までに一般家屋で1~2時間は放水を続けるということで、相当の体力が必要な仕事だということがわかりました。

職場見学「可茂消防事務組合」 また、意識を失った人を安全な場所へ避難させる活動も、70キロのダミーを使って体験させてもらいましたが、自分たちのイメージの中の70kgとは全く違い、実際は、独りではほとんど持ち上がらない重さだったことに驚かされました。

職場見学「可茂消防事務組合」 最後に、尾関さんへのインタビューで、仕事のやりがいについて伺ったところ、今年の1月1日に発生した能登半島沖地震での体験を通して、次のように語ってくれました。ちなみに、尾関さんは、被災地緊急支援のため、寸断された道路を、艱難辛苦珠、何とか通れるようにしながら、1月3日にやっとの思いで珠洲市に入り、がれきの中から4名の尊い命を救ってみえます。
—1月1日、「能登半島沖で地震発生」の報を受け、1時間後には可茂消防署から珠洲市に向けて、被災地緊急支援隊の第一陣が出動しました。ところが、いたるところで道路が塞がり、被災地に入ったのは、1月3日のことでした。こんなに遅くなってしまってごめんなさい、という思いで被災地に入った時、我々を目にした住民の方々が、口々に「わざわざ、遠くから駆けつけてくれて、本当にありがとう」と言ってくださったのを聞いたとき、この仕事をしていて本当に良かった、と思いました。—

職場見学「可茂消防事務組合」 レスキューの仕事のやりがいを語る尾関さんの目はキラキラと輝き、その表情は自信と誇りに満ちていました。
尾関さんは、中学時代からレスキューの仕事に就きたいというあこがれをもって、体力づくりなど努力をしてきたそうです。
今日は、自信と誇りをもって続けられる自ら仕事を見つけることの大切さとかっこよさを実感した職場見学&体験になりました。
柴田さん、尾関さんはじめ、可茂消防事務組合の皆様、お忙しい中(私たちの体験中、実際に救急車の出動が1件ありました)、丁寧な対応をしてくださり、本当にありがとうございました。
 


2024年09月03日

トリコム防災ページのデモ

トリコム防災ページのデモ 9月1日は、「防災の日」です。また、先月8月8日、日向灘で起きた地震の直後、「南海トラフ地震注意報」が出され、日本中がざわついたのは記憶に新しいところです。
そんな状況を踏まえつつ、先日、トリコムの機能に追加した「地震・防災」ページの使い方デモを、9月3日(火)の朝礼の時間に行いました。

トリコム防災ページのデモ 令和さくらトリコムに新たに加わった「地震・防災」のアイコンをクリックすると
(1) 避難する前の心得
(2) 学院から一番近い避難所の地図
(3) 災害伝言ダイヤル「171」のかけ方
(4) 消防庁の地震防災マニュアル
(5) 警視庁 「地震のときはこうしよう」
などの情報を即座に取り出せるように設定されています。

トリコム防災ページのデモ また、さらに地震や大雨などの非常時には、通常使っている欠席・遅刻連絡のページを活用して、安否確認を行うことも出来ます。

トリコム防災ページのデモ 今回のデモでは、実際にこの機能を用いて、安否確認の練習も行いました。次々と送られてくる「A男、~避難所にいます。」や「B子、無事です。」、「森、生きてます。」といった個人の安否情報が、確実に一覧表に表示されるのを確認することができました。

トリコム防災ページのデモ このような機能を使う状況が、起こらないにこしたことはありませんが、「備えあれば憂いなし」です。
一度、お子様とトリコム「地震・防災」ページを話題にしていただければ幸いです。


2024年09月02日

着任式&2学期始業式

着任式&2学期始業式 9月2日(月)10:00~ 心配された台風による警報も発令されず、予定通り令和6年度2学期始業式が開催されました。
始業式に先立って、4月から研修生として学院の仕事について修練を積んでいた学院の卒業生、青山さんの着任式が行われました。

着任式&2学期始業式 本来なら、10月1日からの正式採用予定でしたが、成績優秀により、研修期間を1カ月前倒しして、本日より正職員としての勤務となりました。
立場が変わり、責任も重くなりますが、後輩たちの見本となるべく、臆せず弛まず、しかしこれまで通り無理のないペースで仕事を進めてください。

着任式&2学期始業式 続いて行われた2学期始業式で、学院長からは「明蓬館高校の2学期は、スクーリング(11月25日~11月24日)や単位認定試験(11月25日)、マイプロの校内締切(12月20日)と主要な行事が目白押しであることからもわかる通り、1年の仕上げの学期と言っても過言ではありません。…スクーリングでの学習や生活を意識した自律的な学校生活を送れるといいですね。」という話がありました。

着任式&2学期始業式 今日から始まった2学期も「一人一人の笑顔が輝く学院」となるよう、学院生活をみんなで一緒に楽しみましょう。





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